Downturn
(28年目・初期攻略その2)
 マネージメントの部分からの続きです。1年目の場合はどう転んでもFGPは出て来ません。しかしたまにですが有力モデル有り選手は出てきます。一応それらの選手には説明文がつくのですが、日本人選手の中にはそういう説明がつかない選手もいます。架空選手の場合は古い世代の選手とモデル有りの以外のFGPには説明文がありません。ので、各攻略サイト(なければインターネット図書館)ないし選手名鑑などで調べる必要が出てくると思います。

 ただ気をつけて欲しいのは、チームに所属している選手は移籍金がかかるということ。年齢が低ければ低いほど移籍金がかかるということです。特に16歳で獲得するとなると年俸の数倍かかるなんてことがザラですので、1年目はあえてJからも外国のチームからも獲得しないという方向で行くほうがいいかもしれません。

 なので、大抵の場合はマイナーズを探して取るということが多いと思います。マイナーズというのはモデル選手がおらず、プライドが高くはない、年俸は2000万円程度で雇える、能力はGP級以上という選手たちのことで、居るといないでは大違いの状況になることが多いと思います。彼等はクセが強いのですが、チームを飛躍的にパワーアップあさせるのは十分な存在ですので、積極的に獲得するのがいいと思います。ちなみに自分のおすすめは以下のメンバーです。

 カンチャナ(タイ)→萩原型のFW。カウンター特化型の選手に見えるが、実はポストプレーもある程度こなせる。
 ラデフ(クロアチア)→単純能力ならクロアチア2トップにも負けない。但し頭のスキル面が弱いのが難点か。
 ヴィラルバ(パラグアイ)→中盤の選手だが、能力的に見ればシャドーストライカー。パス以外の能力が揃っているのがいい
 カシャセイラ(ブラジル)→マイナーズの中盤の中心選手。攻撃力スキルが揃っている。
 マルムグレン(スウェーデン)→なんでもござれの理解力と高いプレイスキック能力を持っている。普段使いできる選手の1人
 ロクレイン(アイルランド)→典型的な中盤の司令塔。それに特化しているように思えるのだが、自分から持ち込んでの行動も出来る選手。
 ハプテ(ナイジェリア)→ボランチとしての脳力は理想的。システム理解力が難点ではあるが、目をつぶっても使う勝ちは十分ある。
 ブエノ(ブラジル)→守備職人。そこそこの能力を持ち、欠点がない。攻撃的要素が薄いのが難点といえば難点
 ミンガ(ザンビア)→センターバックと言うよりも典型的ポストマン。FW起用でも十分期待できる
 アルガンチューワ(カザフスタン)→マイナーズの代名詞。システム理解力が皆無だが、能力はそれを補って余りあるほどのサイドバック。左右問わないのも特徴。
 カリミ(カタール)→サイドバックというよりかはウイング向きの能力を持っている。ワントップ起用という手段も使えるのが魅力
 チャンダ(カメルーン)→披露がたまりやすいがその能力はGP上位レベル。通常戦力として活用してもいい

 GKにもマイナーズは存在しますが、GKは初期メンだとキャプテンに任命していることもあるので取る必要がないと思います。それに有力どころはすぐに出てきやすいポジションですし。とりあえず弱点を補強する感じで補強出来ればいいと思います。ただ探索はかなり当たり外れが大きいので、失敗したらリセットという選択肢もありだと思います。

 日本人だと昔は野呂兄弟でしたが、野呂兄弟はそのほとんどが半固有選手になってしまいましたので、今回はその代わりに山手線選手が出ています。しかし能力は普通の選手に羽が生えた程度。使える選手は数人しかいません。ので、日本人選手は有力無所属選手をメインに集めたほうがいいと思います。ただ山手線選手ではありませんが透明男(DMF)・流智将群(GK)はマイナーズに近い有力選手ですのでとっても構いません。初期がイセットだとGKにキャプテンを置かないので、流智将群はぜひともとっておきたいところです。他の二セットの場合は透明男のほうをメインにしておくべきでしょう。

 とは言え動く時期は6月ぐらいまでが限界です。7月以降は半年の追加料金がかかってしまいます。貯めこみを考えると選手の獲得はある程度控える必要があるかもしれません。

 昇格に関しては2年が現実的な目標になります、普通で3年、遅くて4年ぐらいです。この辺りになると余程の理由がない限りは初期メンからは大幅に入れ替わっていると思いますので、後は選手を成長させていくだけになっていくと思います。逆に早く昇格した場合は戦力が上手く揃わずに降格する危険性もあるということだけは頭に入れておいてください。最も有力選手を中心に取っていけば数年後にはちゃんとした戦力になるというのは付け加えておきます。なので人事的に先を考えるのであれば、初期メンをどういう風に切っていくかということになると思います。

 昇格するまで2年という月日を考えると最低限やっておきたいのは
 疲れをとる施設をレベル2化
 戦力の見極め
 ハリスコが初期監督でない場合は、監督の交代、出来ればおすすめ留学地を持っている監督

 ぐらいはやっておきべきことだと思います。

 (次回はJ1昇格後)
 (ここから試合と現状のマネージメント)まさかのルンゲの引退、萩原に衰えがはっきりとした形でわかると同時に山土巣にも守備的な部分での衰えが見えてきた状態になって来ました。現段階では留学から帰ってきた森崎が萩原の代わりになり、山土巣の攻撃的部分はまだ衰えていない分、野田が帰ってくるまではなんとか戦力としてどうにかなりそうですし、来年もし山土巣に黄色信号が点ってしまった場合でも間違って5年契約を結んでしまった高杉を回すことができるので、この辺りはなんとかなりそうです。だとすると問題はグラフを見るとあからさまに守備力が足りないことぐらいですが、もともと攻撃重視なのであまり気にする必要はないと思います。補強の方針事態が基本的に全体ですのし、マルチロールの選手はすぐに手に入ると思いますので、どうにかなるとは思います。外国籍選手に2の枠がある以上、出来ればこれからのクラブを象徴する選手が出てきて欲しいところですが。

 一応今回は乱数いじりをする前に松並が19で出て来ましたので、とりあえず確保。留学が出来ないラゴス、思ったよりも伸びていない雅哉がかなり頼りないことを考えると、優先的な補強ラインとすれば攻撃も防御もできる松並はいい存在です。難点は連係が岩城型ということ。こればっかしは背に腹は代えられない。それなのに3月にとんでもない2人を召喚してくれるCPUに殺意を覚えたりする。三都主アレサンドロに中村俊輔。それもJリーガー最低年齢(*1)の18歳。ふたりともGPクラスの能力を持っていているんだけど、この時の三都主はサイドハーフしか出来ない状態で、俊輔は能力的に三都主には劣るけれど、強力な一撃を持っている。どっちかを獲得しようかと思ったのだが、サイドハーフ候補を大量に持つのもやや問題ありかと判断して、今回はスルー。この二人以外の選手では岩城19が出てきたけど、中盤の選手は現状いらないので彼もスルー。

 で、4月の乱数調整。ココでもでないかと思ったら、ここで16歳の有力選手が出てくる。鹿島の柳沢。成長型は平均中の平均で、連係は萩原型(*2)(*3)。しかも基本的な能力は高くGPクラス。ポストマンもストライカーもできるとすればこれは取るしかないということで獲得。これで国内選手枠は埋まる形になるけれど、外国籍選手は現段階では1人で十分。しかしこの1人がなかなか出てこない(*4)。で、5月も乱数調整。しかしクラブを象徴するにふさわしい外国籍選手が出てこない。唯一といっていいのがエドガー(*5)だが、そのエドガーを入れるとFWが年齢的にあぶれてしまうので、獲得はほぼ不可能。条件は揃いに揃っているんだけど、こっちがまだベオグラードを手に入れていないという側面もあって、今回はスルー。結果的に5月はなし。

 この段階で将来のスタメンは

       ピクシー     柳沢
         野田(ワルサー)
     松並           高杉(立浪)
        玖珂      与田(高杉)
        森崎      御厨
            マリウス
             屋村

 になりますが、おそらく御厨の位置がかなりやばい状態になるのでDFに強力な戦力がほしいところですが、荒巻スカウトはFWの選手を連れてくるのですがDFの選手はなかなか連れて来ません。先の乱数調整でも出てきたのは数人程度で、センターバックにいたっては二人しか出ませんでした。スカウトの交代をまだ視野にいれるほどではありませんが、待ったなしという状況になりつつあります。ファーストステージは危なげ苦なく最終節を前にしての優勝決定。リッチョが変に強化さえ始めているので、状況的にはありがたいが。(0−3で負けた)

 セカンドステージもスタートは順調。しかし相変わらず得点力が……というのには変化なし。岩城17歳が出てきたけど、ただでさえ多くなっている岩城系を考えると今回はスルー。ボランチは玖珂・与田それと高杉に立浪が居るというオプションもあるので、現段階では不要と判断。ステージも前半は快調に飛ばす。しかし中盤に引き分けが多く、さらにガンバ戦に負けて一時的に3位に転落。ただここから怒涛の7連勝でステージ優勝を果たした。最終戦を前にラゴスをソウルへ放出。留学が出来ない状態だし、これ以上を考えると枠をあけておいたほうがいいだろうという判断。この時は人事的には余裕だったんだけど。リーグカップは優勝・ニューイヤーカップはジジール(*6)を擁するベスト4、去年は出ているメンバーがきつすぎるために見逃していたプラチナリーグ(*7)を制覇という1年だった。

 しかし去年末と同じ問題が今年も襲ってくる。今度は山土巣が引退を決断。という状況。しかも代わりがいない状態での引退なだけに乱数をいじろうかと思ったぐらい。全体的な能力低下は避けられなくなってしまった。ストライカーはワルサーがいるし、将来を考えれば来年を我慢しておけば野田が帰国。さらに柳沢もいるので長期的に見れば問題はないが、現実的問題はかなり厳しいものになってしまった。これは来年のマネージメントと選手補強はかなり厳しいものになった予感がする。

 (*1)表に出てくる時の最低年齢が18のため。柳沢の場合はロナルドに一枠を独占されている上に毎年のようにFWを獲得するので、出てくる状態ではなく16歳での発見が可能になった。
 (*2)FWの国内有力選手の中で萩原型の選手は極端に少ない。GPでは山土巣だけ。Jリーガーでも有力どころは柳沢・ゴン中山・福田(浦和)・平瀬ぐらいしかいない。ただこの4人は通常戦力として獲得しても問題がないので、覚えておいたほうがいいかも。
 (*3)今のメンバーの連携型
 萩原系→萩原・森崎・高杉・立浪・山土巣・ラゴス・柳沢
 鬼茂系→マリウス・玖珂・雅哉・ワルサー
 岩城系→屋村・松並・野田
 御厨系→御厨
 東条系→楢崎・ピクシー
 那智系→星野
 阿見系→与田
 高梨系だけは所属していない。(有力者が少ないのと国内FGPには誰もいない)
 (*4)乱数調整ではよくあること。同時に東条・那智・稲村が出てきた時があれば、スカを連続していたことも多かった。乱数調整の苦労の跡はそのうち公開しようかと思う。
 (*5)ダンカン・エドワーズがモデル。マンチェスターユナイテッドの一時代を作った「バスビーベイブス」の1人で、その才能は本来のポジションであるサイドハーフ(当時の戦術は守備的ポジション)からの強力なシュートが持ち味。オーウェン登場以前のイングランド代表最年少出場記録ももち、所属チームでは若きキャプテン。将来を嘱望された選手であったのだが、ミュンヘンの悲劇に巻き込まれてしまい21歳という若さでなくなってしまう。あのボビー・チャールトンをして「唯一自分に劣等感を抱かせた」人物。
 (*6)ジジーニョがモデル。ペレのあこがれの人で完璧な選手と称する。アメリカのテストを受けるが不合格となりフラメンゴへ。そこで主力となり、11年間活躍。バングー→サンパウロと移籍をしてサンパウロ時代には州選手権を制覇。実績があるのだがタイトルにはなかなか恵まれず、マラカナンの悲劇とされるブラジルワールドカップ以外でのワールドカップでは選から漏れていた。引退後はサッカー界から離れ地方公務員として定年まで務め上げた。
 (*7)昨年はバイエルン・リーズ・バルサ・レアルそれともう一チーム。今年はローマ・ブレーメン・モナコ・ロンドン・マルセイユの5チーム。途中でピクシーが怪我をしたということも合ったけど、最終節のマルセイユが優勝決定戦になってそこで苦戦したぐらい。

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